蒼穹のファフナー THE BEYOND4話5話6話感想

みました!!とくにまとまりはなく思ったことを羅列しているだけの感想です

だいぶ心ないかんじかもしれない…あんま自分ではわからない…おもしろかった話とかっこよかった話と情緒がワーーー!!!となった話がぐちゃぐちゃに混ざっているので注意して話半分に読んでね

あとで読み返したらほとんどカプオタの話してないのにカプオタなのが透けて見えてて笑った

 

 

 

123話ほどの恐怖とか不安とかがまったくなく、めちゃめちゃフラットな状態で観に行けたと思うのですが電車乗ってるとき尋常じゃなく眠かったのに映画館入ったら死ぬほど動悸がしてきたのであんま大丈夫じゃなかったっぽい。

やっぱり誰の感想も見る前に自分の素直な感情を記録しときたいのでとりあえず夜中にこれを書きました。

 

総士くんが、幼いときを一緒に過ごしたはずの人たちからも、わりとずっと「みちしるべ」として扱われてる感じが気持ち悪いな~と思いました。

123話のあの島での食卓と対比されるLボートでの総士くんを置き去りにした団らんみたいな。

気持ち悪い?気持ち悪いというか、かなり意図的にやってるのかな?と思った。とにかく総士くんを「かわいそう」に見せる演出というか…パイロット連中にとっちめられシーンとかあからさまにそんな感じなかった?

れおちゃんはニヒトの腕切ってやりすぎたって思ってるのに、痛覚があることを重々知っているはずの美三香がめちゃくちゃ思いっきり頭つぶすところとか。

あのくっつける槍(?)みたいなやつめっちゃかっこいいですね!!くるくる回してる動き最高 ぴょんぴょん跳ねてるツクヨミの垂直飛びが超高いのも最高

あと~~~ニヒトのケーブル全避けアズライール…かっこいい…やっぱり空戦特化ファフナーが好き…空戦といえばジーベンとドライとアマテラス、全部空戦用だけど、それぞれに戦術も動きもぜんぜん違っているのすごい好きです。それぞれの戦い方と特性って感じ。

話戻るけど、総士くんおしおきシークエンス、かろうじて美羽の表情は映るけど、誰も総士くんの心配はしないし、幼いときに拉致されて記憶をいじられたという事情も汲まない、「悪い子」「しつけ」という言葉の選択。美羽の総士への近さを強調するため?とかなんかあとで島民から総士くんへの感情の描写入れてバランス取ってくるのかな?とか思ったけどよくわからない… 

123話を見た印象では、史彦をはじめとする島の人間の総士くんへの「感情」、感情っていうか、感傷とか愛情とかみたいなもの、これは「ある」なって感じだったけど、なんかこの456話の展開が早すぎてあまりに描写が雑すぎて「ある」のか…?これは…?ってなっちゃった いやあるんだろうけど それにしてはちょっとバランスが悪いのでは…?そういう狙い…?

まったく歯がたたなくて痛くて泣いちゃう総士くんはねこちゃんでかわいそうでかわいい

 

ボレアリオスで収束する一騎。それ寝起き!?って笑っちゃった シナジェティックスーツ寝心地悪そう

体育座りで待つ真矢の感じがすごい好きで、あ~~~~~そっか~~~~そうだよね~~~~となっちゃった。真矢は選んだ、もう選んだけど、それは今まで大切にしてきたものぜんぶ捨てることとはまた違う。それだってずっと大事に持ってる。一騎くんを大事にする気持ちもずっとここにある。

「うちくる?」って、また真矢は言ってくれる、ずっと言ってくれるんだ。いつも一騎の手を握ってくれるのは真矢だったもんね。目も見えないままに、満身創痍のままに、だけどサイレンの音に目を覚まして、出撃しなければならないって虚空へ伸ばしていた一騎の手を握ってくれた。

「久しぶりに食べることを思い出したい」うわ

 EXOの、食事をふるまうばかりでみずからはコーヒーしか飲まなかった一騎、とうとう食事が「久しぶり」域に来たのか 最高

史彦と一騎、遠見家だからそりゃそうなんだけど「ただいま」「おかえり」じゃないんだな。「しばらく島にいるよ。ふつうに」一騎にとって海神島って、もう「帰る」場所じゃなくて「いる」場所なのかな…

 

みかみかれおちゃん宅の団らん、親ふたりと子ふたりの話通じてない感いいなと思いました。

親にとっては自分の子どもが一刻も早くパイロットを引退するのが望みかもしれないけれど、当の本人にとってはそれってまぎれもなく「自分の代わりに後輩が死ぬ」ことだもんね…島を出たエスペラントの子どもたち(エスペラントだったんですね)についての会話、優秀なパイロットになる~とか、「敵になった」とか、自分の子どもも同じ立場にいるのにすごい心ない発言だったから笑ってしまった

いくら実の子どもがその立場にあってもわからないことはわからないよね。

「孫の顔が見たい」にクッソどうでもよさそうで適当な反応してるの笑っちゃった うるせ~~~!!!自分で作れ

 

あーーーー史彦ずっと「皆城総士」って呼ぶね…

総士くん」 なつかしい…

皆城総士」 うれしい…

(鳴き声か?)

総士が史彦に総士くんって呼ばれてたの死ぬほどすきだから、総士くんがまだいちども総士くんって呼ばれてないのめちゃくちゃ興奮する いや私は史彦→総士くんは「総士」呼び派ですが…

 

千鶴先生への「ありがとう。戦う力を与えてくれて」、「感謝します、マカベ、あなたが私をファフナーに乗せてくれた」じゃんね。「なぜに人は過ちさえ繰り返す定め 無のかけらもふたたびの学びを得るまでは」 

 

「まだ早かった、ごめん、一騎くん」って真矢が一騎より断然つらそうなの好き。

一騎の、総士を見る顔、どうですか?どう思います?私は「そうだろうな」と「ほんの少しのさびしさ」かなと思いましたが…こうなることは予想していて、納得もあって、ほんの少しのさびしさだけがある、かんじ。

「マリスが作った家族は殺してもよくて、あいつはダメなのか」って総士くんからすればそりゃそうじゃ~~~~~という理屈なのでよく言った!と思いました、俯瞰で見てる側からすればもちろん総士くんの家族は一騎であって不当に奪われた側に他ならないんだけど、記憶改ざんされてる総士くんからすればそんなこと知ったこっちゃなくて、それこそ、父さんと母さんとつばきが自分の本当の「家族」なんだもんね、今でも、だけどその感情は、悲しみは、だれにも尊重されない、美羽の示してくれる共感も、美羽が経験した喪失を知らない総士くんは受け入れられない…

 

「疑われたまま死ぬもんか」

あーーーあーーーーそうしくん!!!!!!!!!総士くん

なんか、ここで、総士くん!!!!!!!という気持ちが爆発しちゃった。

わざとらしいくらいくり返しやさしく描かれてきた、みんなが持っている、「家族」「大切な人」との団欒、つながり、それを持たない総士くん。不当に奪われてしまった総士くん。どこにも根付かない、根付けない、総士くん……自然と育むはずだった周囲とのつながりをむりやり断ち切られて……新しく植え付けられたそれは偽物だと言われ、否定されるばかりで、見知らぬ島の風景と見知らぬ人に囲まれて……それでも前に進もうとする、総士くん……総士くんには家族も家も家具もなんにもない。なんにもないよ…なんにもないゼロから、ここから、周囲との信頼とか関係をはぐくんでいくのって、しんどいし、めんどくさいし、つらいよ。

総士くんが異常にものわかりがよく前向きだからなんかうまくまとまって話進んでるものの、総士くんへのケアとにかく雑じゃない?

私はもともと総士くんは竜宮島へ戻らないでほしい派なんですが(だって総士くんの故郷は竜宮島じゃないし…ああでもあの島で過ごした時間によって竜宮島も総士くんの故郷になったのか…でも総士くんには新しい器と一緒に新しいコミュニティで新しい場所を開拓してほしい気持ちがある)なんかいよいよ総士くん逃げて感が強まってまいりました

「どうか目覚めてほしいと世界は祈った」知るか!!!!!!!!!!!じゃない?

一発かましてほしい このままおとなしく従属しないでほしい…いやそれすら総士くんが決めることですけど…総士くんがどこにいるかは…アイデンティティの話ぜんぜん456話で終わんなかったな ビヨンド全部かけてやるのかな それでもいいですよ私は(ファフナー永遠に続いてくれ)

 

「あなたは僕を信じてくれた」「みんな君を信じてるよ」

そっ……………そうだよね!!!!!!って大興奮しちゃった

 こういうことをぼんやり考えていたので

それにしても真矢のあまりに強硬な態度はなぜ…?とは思うのだけど、それでも真矢と総士のあいだには、無印のときから変わらず「信用」はずっとあると思って

真矢にとって総士は信用に値する相手で、甘えて感情をぶつけることができる相手で、そこに共感や愛着はなかったかもしれないけど、ふたりのあいだにはたしかに、共犯者みたいな、ある種の気が置けない関係みたいな、一騎を介さない感情の交感があったと思う。

だけど、最後まで総士は真矢にとっては「あたしの大切な人」にはなりえなかった、結局最後まで「一騎くんの大切な人」でしかなかった、というのが好きで…

一騎を「総士を止める壁」と表現することにくちびるを噛んで精いっぱい努めますと応えるしかないところや、総士に走り去られる一騎に当人よりつらそうにため息をついて謝罪するところ、なんか、そういう真矢の芯みたいなところは変わってないのかな…と思って、そういう、ひとりの大人として総士くんを見守り導こうという真矢と、結局は総士をそれそのままに「あたしの大切な人」にはできない真矢、のバランスが私はすごく好きだった。

 

例の揉めてるところ、笑っちゃうからシュンシュンシュンシュン瞬間移動しないでほしい。最初の操に総士くんひとりがびびってるのもかわいい。その後の一騎甲洋ルヴィディランにはびっくりしない総士くん順応早くてかわいい。

「混乱を感じました」いやたしかに混乱していました セリフ選びたまにおかしくない?これから積極的に使おう

美羽を食べようとする操は止めるけれど、真矢の「一騎くん、春日井くん、止めさせて!」に対する「美羽ちゃんが決めることなら止められない」的せりふ、超!!!!!よかったです エレメンツ~

もう一騎は選んでいて、未来を導く力が選ぶことを守ると決めている、だからそんな未来を導く力である美羽が選ぶことなら、美羽自身を損なう選択ですら肯定する ということでいい?あってる?

同じく未来を導く力を守ると決めた真矢とも、そこは、そこが決定的に違っている。

あと一騎がなぜかボレアリオスのこと「来主の船」って呼ぶの妙に好き 「来主」なのも好きだしボレアリオスって言わずに「来主の船」なのも好き

 

史彦と千鶴先生、めちゃくちゃフラグ立てるやん……どうしよう789話で回収が来たら…と思ってたら想像以上に一瞬で回収されてしまった。

史彦、ふたたび愛した人に守られて生き残り、失うんだな。

でも……あの……雑じゃない?「最後までそばにいます」って、いやアルヴィスのほとんど最高権威みたいな研究者と総司令官、どっちも死んだらだめじゃない?少なくともどっちかは生き残らないとこの先まずくない?という判断を誰もしないのか…??ていうか一緒に飛び込めばよくない…………??????

なんというかとりあえず物語を尺に収めるための巻きがすごい すごくないですか?みんなわかった?ついていけた?私は途中から「この展開がはやい!2019大賞だな…」と思ってみてたんだけど…「数日後」だし…島速攻沈みそうだし…アベンジャーズインフィニティウォーを見ているようだ…

まあ何事もシリーズものは中だるみ(???)したりするもんね!という気持ちで続きを楽しみにしています。この尺を巻きに巻いたぶん最後の最後でその尺が活かされるなにかがたっぷりあるはず。楽しみ。

 

 

以下悪口です

・あのシーンの意味いっこもなくない??セルフオマージュ大好きなのは知ってるけどそこセルフオマージュする意味ある?正直ダサいと思いますが…シナジェティックスーツもほとんど性差のない体のラインの出ないものになっているのになぜ…